KAZUのつぶやき・・・・・       ホームに戻ります    


 地獄の高校生活
 皆さんは、受験する高校をどのように決めたのだろうか?・・・・・
 私は本当にいい加減で今思うと後悔なんてもんじゃない。
 父からの条件・・・・・。「女子高!」(父の最大の愛) しかし、私も共学は嫌だった。自作の詩はかんべんである(笑)
 同じ学校で惚れたの振られたのって何か居心地悪そうで、別に男がいなくちゃ嫌なほどそういうところはさっぱりだったので
 どっちでも良かった。 問題は第一希望である。

 これには真剣に選んだ。私には密かに美大に行きたい(まだ絵をあきらめていない私)その併設の学校なら文句もないだろうと
 しかも近い!女子校!迷わずそこに決めた。
 私の楽観的で恐ろしいプラス思考は、勉強もしないで合格することを信じて疑わなかったこと。
 私は小学校のときから勉強もしなかったし、中学校も試験前の勉強をしたことがない。
 よく「ね〜勉強した?」と聞かれ「してないよー。」と答えると、「私も〜。」・・・と言いながら、レポート用紙にぎっしり
 ラインマーカーだらけでやっている嘘つき女と違い、全くしなかった。
 それでもそこそこ中くらいの成績で、特に苦労したことが無いのですんごいレベルが高い有名校ではない。楽勝だ!なんて
 簡単に考えていた。

 だからそこだけでも良かったのだが滑り止めを決めろと言うので、行く気も無いのに考えるのも面倒ですごい決め方をした。
 パラパラパラパラパラ・・・・・・・・(高校案内をめくる音)
 「エイ!」(手を入れる)
 あ・・・・・神奈川じゃん、もう1回。パラパラパラパラ・・・・・・・・・・。
 と決めた2校。1校はめちゃくちゃ悪そうな学校。もう一つは・・・滑り止めなのに第一希望よりレベルが高いけど、まいいか。
 うまくすぐ女子校3つを決めたのだ。見学も学校パンフレットも読まなかった・・・・。
 都立も受けろというので、仕方なくこの4校で受験。

 その様子を見ていた兄は呆れるなんてもんじゃなかった。究極の馬鹿を見る目(笑)しかし兄の良い所はチクらないこと。
 色々、ここは?ここは?とか兄なりにアドバイスしていたが、運命だよアハハ(馬鹿は運がいいとは限らない)
 世の中はうまくできていて、兄のようにちゃんと勉強したものが志望校に入れるようになっているのだ。
 第一希望の試験は難しくて苦手な部分ばかり出た。自分でもこれじゃあ絶対無理だ・・・・時すでに遅し。もちろん不合格。
 なんと第一志望校以外は全部合格したのだ。あーーーーーーーー(涙)

 受かった3校の内、もちろん滑り止めなのに中程度だからそこに行くしかなかった。しかし、そこからである地獄の3年間。
 私は暴走族も嫌いだし、ヤンキー女でもぎゅるぎゅるメガネの真面目っ子ちゃんでもなかった。
 ただ、貧乏な家でもあるのでこづかいと言うものが(私は小学生かーーっ!)っていうくらいなかった。
 ハードロックやテクノ、外国音楽かぶれの私は欲しいものもたくさんあったし、実は中学校からバイトをしていたのだ。
 最初はスーパーのサッカーという仕事。スーパーでサッカーをするのではない。袋詰めだ。
 高校が決まってからは3年間。いわゆるスマイル0円のマクドナルド。ポテトもいかがですか〜?
 嘘みたいな話だが、本当に勧め方までマニュアルに書いてあるのだ。
 かけもちで地元のレストランのウエイトレスもやった(小さい頃の念願がかなった・爆笑)
 お金が貯まっては、レコード(ああ・・・時代が・・・)やコンサートに当てていたのである。

 その高校は、入って驚きの連続。校訓にやまとなでしこの育成とある。
 は?
 入学後の説明会では丸一日、校則にあるやってはいけないことの細かい、脅しに近い説明会。いわゆるお嬢様教育である。
 髪を染めるパーマを禁止なんて当たり前。髪型も決まっている。前髪は眉毛から何cm上とか、黒いピンで前髪を止め
 おかっぱか三つ編みおさげ。ゴムの色は黒。カキカキカキカキカキ・・・・・・・・(メモさせられてる私たち、奴隷の説明会)
 「よく、くせ毛です、と言い逃れしようとするものがいますが、くせ毛の人は入学時にくせ毛届けを出してください。」
 この世の中に、くせ毛届けなるものが存在することを知らなかった。誰が決めるの?何だか可笑しくなってきた。
 靴下は白でワンポイントもだめ、そして三つ折にし決まっているパッキンってベルトで止める、小さい頃はいたロバ君の靴。
 このくらいは厳しい学校もあるのではなかろうか?驚いたのはその先である。

 下着の色はベージュか白。必ずシミーズを着用(私は思わずシミーズって何だっけ?隣の子に聞いたけど答えてくれなかった)
 ソックタッチ(なつかしー)は厳禁。かばんに指定の補助袋(地味な手提げ)。それにも入らないものは風呂敷で左手に持ち
 風呂敷は無地のものとする。・・・・・・・・・・呆れ果てて思わず手が止まる私。
 そこで「グラデーションの紫はいいんですか?」真剣に質問するアホ。「グラデーションの紫はOKです」こっちもアホ。
 紙袋は決して持たないこと。理由は万引きしかねないからですっ!ヒステリックに説明する先生。笑いをこらえる私。
 のちに友人が紙袋を持ち、停学になった。友人の名誉のために説明するがもちろん万引きなどしていない。荷物が多かっただけ
 下着検査・持ち物検査・爪、ピアスの検査は予告無しに定期的に行います。
 放課後の立ち寄りは絶対に禁止。バイトも禁止。まゆげをそろえることも禁止です。
 スカートの長さはひざから○cmぴったりに。・・・・・軍隊だ。

 厳しいのは校則だけではなかった。
 ここの大学進学率はなぜかすごい。その理由がわかった。一週間7時間8時間授業というのもある。
 赤点を取ると早朝授業強制参加。7時から1時間。遠くから来ている子は暗い時に始発で来るって言っていた。
 基本クラスは進学希望コース。授業は成績別に学期ごとクラス替え。2年生からは成績順のクラス。
 毎回のテストは成績順に廊下に発表。あまりにひどいと下からの発表となる。
 やまとなでしこは文武両道。なぎなたの部活もある。
 授業も体育は2種類あって、ほぼ毎日ある。英語もリーダーと文法、外人の英会話。毎日、国語・英和和英の辞書を持ち歩く。
 忘れ物をしたら1時間立たされる。質問に答えられないものも立たされる。予習していないと反省文。
 さあ、明日から頑張りましょうね。ごきげんよう!和服の怖そうな先生・・・・。

 あーーーーーーーなんていう所に入ってしまったんだぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜!!!
 パラパラで決めるなんて・・・私のバカバカバカバカバカバカバカバカ!!!      時・・・・すでに遅し。

 この場で3年間のことを事を細かく書くのはあまりにブルーになるので、この先ちょこちょこかいつまんで出てくると思う。
 (ちなみにこのコーナーは時代が前後したり、話が飛んだりするが書きたいものから書く!が信念なので勘弁して下さい)
 今、打ち明けるが体罰も受けた。平手打ちもされたし、髪の毛を引っ張られたことも、竹刀で殴られたこともある。
 それも、一度も目を合わせなかったとか、やくざの因縁に近い理由だったり、忘れ物したりした程度でだ。
 ヤンキーな友人はどんどん中退した。この学校は、はっきり言って根性が無いと卒業にまで至らないと思う。

 しかし、この3年間悪いことばかりではなかった。
 初めて勉強を真剣にした3年間で知識は人並みのレベルになれた。ここでは嫌でも勉強しなくては生きていけない。
 そして友人との結束力。先生は早朝駅から学校まで服装チェックで立っている。放課後は繁華街で見回り。
 真剣に逃げ、かばいあい、赤点を取らないため得意分野の教え合い。こんなに勉強するなら受験前にやるべきだった・・・
 受験生の諸君!今、勉強していて何になるんだ。こんなの生きるために必要か?と思っている人は多いと思う。
 その答えは色々あるが、私流に言わせていただくと「奴隷にならない明るい高校生活の思い出のため」
 私は停学が何とか逃れたが、反省文はかなりたまり、両親の呼び出しは毎月だった。
 しかも、ほとんど悪くないようなことばかりで内心爆発寸前だった。
 クラスバッチをつけてない。忘れ物が多い。小学生じゃあるまいし、そんなことで共働きの両親が仕事を休む。
 
 父は真面目だ。同じ高校の教師である。
 男子がたばこを吸っているのを見つけると「殴られるのと、停学とどっちがいいか?」と聞き
 平手打ちしておしまい。今の時代なら体罰だと親が騒ぐだろうか?
 父は細かいシミーズの話を聞いていてとうとう怒り出した。
 「けしからん!いい加減くだらないことで親を呼び出すのはやめてくれ。本当にひどい高校に入れてしまったもんだ。
  そのくらい教師なら自分の力で注意が出来るだろう!小学生じゃないんだ、こっちも大人として娘を見ている。
  説教なら本人にしてくれて結構。二度と呼び出さないでくれ。教育、教育というのならそんな細かいことより
  他にもあるんじゃないのか?くだらん!!」

 あーーーあ・・・・・・・

 シーーーーーン・・・・・。「あ、じゃあこの辺で(すんごい営業笑顔)すいませんねー。出来が悪くて。」お茶らけた母。
 それ以降、呼び出されることはなくなったから不思議だー。

 時がたち、高校を卒業して○○年。
 人生も色んなことがあり、あの地獄の高校生活もすっかり思い出になっているはずなのに、反応とはおもしろい。
 偶然、池袋であの着物の怖い私を平手打ちした先生を見かけた。
 思わず身を潜め、すばやく自販機の裏に隠れ、ソーッと覗き、電車を1本見送った純情女刑事。
 悲しい条件反射。パブロフの女である(爆笑)

 受験生諸君!こうならないために勉強するんだ!!(優しいお姉さんの真剣なアドバイス)

話は変わってカジノの仕事をしていたときの話。
 Vシネマシリーズは楽しかったけど、あんなに待ち時間が長くて編集するとあっという間になると思わなかった。
 相○翔は本当にかっこ良く決まっていてまさに帝王。なのに気楽に話しかけてくれるおもしろい人だった。
 武○久美子は、マジ綺麗で私と同じタバコを吸い、「あ、同じだね」と気さくな美人で同性ながらあこがれた。
 一番記憶に残っているのは、室田○出男。今は亡きヤクザ映画の名脇役である。
 カジノシーンでかなり彼のシーンがあり、彼が大勝をしてうしろにぶっ倒れるというシーンだった。
 たったそれだけのシーンを本当に真剣にテストのときから、怖がらず真後ろに倒れ、私は鳥肌が立った。
 私はそのシーンのほんの歯車のひとつにすぎないのだが、これぞ役者というのだな・・・
 芸能界に入りたい願望は、どんなにそのきっかけがあってもまるで興味がなく何本かのビデオや映画の手伝いをした程度
 だが、役者というのはただ綺麗なだけでも演技力でもなく、人の心を動かすこの圧倒的な見えない力だと思った。
 何年かたち、彼が亡くなったニュースをテレビで見たとき、本当に残念だった・・・・・。  合掌

 そして、私はその仕事の合間は、若いインストラクター志望の子らの訓練。実際のお店での手伝い、ヘルプなどで
 忙しかった。
 特に以前書いた泣き出す男のいる店はなぜか変な客が多かった。
 ピカチューの映画に誘われたけど、もちろん断り、そしてその続きがある。
 私は丁寧に泣かないよう、申し訳ないけれど会社の規則ですし・・・と言いながら傷つけないように言うと、それを制して
 そのぼっちゃん男はなんと「あ、誤解しないでね。僕のこと好きかもしれないけど僕、他のディーラーの子が好きなんだ」

 へ?
 うん?(頭の回転が遅い私)
 私、もしかしてこのぼっちゃん男に惚れてると勘違いされて、そして今、こいつに振られてるの???
 へ?
 ぶっ殺す(心の声)

 「まあ!残念だわ〜でも素敵な方ですもの仕方ないですね。ぜひゲームで楽しみましょう!」(接客業の鏡)
 私は、偶然にもプライドというものがめちゃめちゃ低い女なので、こういうのは怒るより楽しむタイプ。
 もてない男とは、「ぜひまたいらしてください(満面の笑顔)= 好意」という計算式になるらしい。
 キャバクラがもてはやされるはずだ。営業の携帯とも知らないで、皆に電話番号を教える。男は自分だけだと思う。
 そういうバイト経験者から事細かく教えてもらった。はは〜ん、そうか・・・・

 でも、その店でぼっちゃん男以外にも、オバQのラーメン男、宇宙のスポック、キャイーンの天野君似おやじ等など
 様々な男に振られた(爆笑)
 可笑しくて可笑しくて仲の良い従業員の女の子と朝まで涙流して笑っていた。その子も同じ体験をいっぱいしていた。
 だって、本当に気持ち悪い男ばかりだったもの。そして気持ちよく次の日も満面の営業スマイルだ。
 
 怒りでばっくれ辞めする子。平気で体調が悪いと不機嫌な顔をする子。気に入らない客と差別する子。
 お金を貰って働くということは、こういうことだー。いいか!平気で勘違いをするバイトちゃんたち。
 中間管理職は特に上から下から突き上げられて、嫌な役目も負わねばならない。
 解雇を言い渡すのも、女だらけの職場をまとめるのも、普通の神経ではやっていけない。
 逆恨みされたこと数知れず・・・・言いがかりも数知れず・・・・・己を振り返れっっっ!!

 仕事が終わり女二人、夜中にラーメンすすりながら大笑いして売り上げUPを誓ったサブチーフ。
 今でも、彼女の笑いと根性は性にあい、彼女と仕事をできたことを感謝している。
 彼女とは、時折近況をメールでやり取りをしているが、やっぱり似たようなおもろい女。

 嫌な思いでもたくさんあったけど、いいことだけをしまっておこう。
 勉強とは机に向かうばかりではない。
 中学生から内緒でバイトしていた私は、高校で禁止でも辞めずにマクドナルドのお姉さんをした。
 卒業後もトリマーに将来の希望が変更してから、お金を貯めるまで様々なバイトをした。
 アルバイトとは、本当に社会に出る前のいい勉強の場だと思う。
 いきなり先生と言われて、医者や教師になるのは本当に恐ろしい。
 頭を下げること、お客様に感謝すること、お店のルールを守ること、簡単なようでそれが出来る子は少ない。
 彼女がいなかったら私も頑張れなかったし、性格がさっぱりしていて同じ猫好きで二人で良く頑張った。
 私たちの一番の共通点は「もしも話」。好きで好きでたまらない。
 中身はくだらなすぎて本当に有り得ないことばかりなのだが、そんな話でお腹抱えて笑ってた。
 色んな経験をしたカジノの仕事で一番嬉しい思い出は、そんな彼女と仕事ができたことだ。

ピーちゃん。
 実はピーちゃんの話の続きはここにある。
 そのお店に、二人組のお客さんがやってきた。その一人があまりに・・・こう活字にすると信じてもらえないのだが
 あまりにピーちゃんにそっくりなお客さんだった。

 私は動揺した。(ピーちゃんだ・・・。ピーちゃんが生まれ変わって私に会いに来た←大人になっても大馬鹿者)
 ドキドキした(爆笑)
 そして私がテーブルに入ったとき、どうしても・・・どうしても・・・この口が止まらなかった。

 「あ・・・・あの〜・・・・・」(だめだって!←心の声)
 え?
 「あ・・・・・あのぉ〜・・・・・・・・・」(よした方がいいって!心の声)・・・・・めくるめくピーちゃんとの日々が走馬灯のように。
 何?

 「あの・・・・・カラーひよこに似てるって言われませんか?」(あーあ、言っちゃった・・・・・)
 しかし、しかしである!!そのお客さんが・・・・。

 「何で俺のあだな知っているの?よく言われるんだよ〜」
 (やっぱり!やっぱりピーちゃんだ!!ピーーーーーーーーーーちゃーーーーーーーん!!←究極のアホ)
 カラーひよこに似ているお客さんは、全然怒らずピーちゃんのいきさつを聞いてくれ、その後よく来てくれた。
 そのたびに私は「ピーちゃん」と呼ぶことを許され、一人ピーちゃんと再会できたと嬉しく思った。

 そういう好奇心を抑えられない性格は時に、裏手にもでる。
 お客さんの顔がひげが濃く、口の周りに黒ひげゲームのように青黒くドーナツになっているのだ。
 どう見ても外国のドロボウに見えるのだ。
 聞いてみたい・・・でも、そんな失礼なこと聞いてはいけない・・・・心が激しく葛藤する。
 私の好奇心は、どうしても抑え切れなかった。
 「あの・・・・・・ドロボウに似てるって言われたことありませんか?」←救いようが無いアホ

 笑顔で怒っていた・・・・・・。かなり女相手だと思って加減して我慢してくれたのだと思う。

 芸能人のお客さんも来てくれた。大好きな杉○かおる。今はバラエティでブレークして忙しい彼女だが
 その時は、あまりテレビに出ていなかった頃だと思う。
 でも気さくな性格で本当にさっぱりして「あ、チーフ髪型変えた?いい感じ」とか
 すごく性格の良いおごりかぶってない人間らしい人だ。私はああいうブリブリしてない裏表の無い人が大好き。
 中には、芸能人の息子で本当に常識を知らない人もいた。テーブルに土足で足を乗せ、「俺が誰だかわかっての?」と
 言う。競馬新聞を広げて何もしない・・・・・。チヤホヤされて育ったのか、芸能界も色々だなって感じた。
 よく、人に変わっていると言われるが自分でもそう思う。
 この人見知りしない究極の好奇心あふれる大馬鹿者で数々の失敗をしながら、ふと周りを見ると、やはり友人も
 変なやつばかりだ。
 この好奇心をもっと違うところに使ったら博士にでもなれたのではないかと思うくらい不思議なものは聞いてまわった。
 変な客が多いと思っていたが、客は客で私を変な女と思っていたようである。
 うーーむ。
 それも正しい!(笑)



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